エスクローとは、代金支払いの際に第三者を介在させることで、より安全で安心できる取引を可能にする仕組みのこと。
保証機構の完成保証が利用できれば関係のない話かもしれません。
しかし保証機構の完成保証をご利用頂けない工務店様もいらっしゃると思います。その際に安住協のエスクローサービスをご利用いただくことで、多くのメリットがあります。
ネットオークションを例に、簡単に安住協のエスクローの仕組みを説明します。
- なぜエスクローを利用すべきなのか?
- エスクローを使うメリットにはどんなことがあるのか?
このようにエスクローを活用することで、お互いに取引の安全性を担保することが可能。
- 買い手にとっては、代金を支払ったのにも関わらず、製品が納品されなかったり、納品されても不良品であったり、というリスクを避けることが可能に。
- 売り手にとっては、取引実績のない相手の与信を気にすることなく、取引に応じることが可能に。
エスクローのメリットを注文住宅の新築やリフォームにおいて活用できるようにしたのが、建築資金エスクローシステム。
安住協独自のサービスとして、現在提供させていただいています。
工事請負契約を弊社指定の会社と御社、そして施主様と行うことで、万が一の際にも、弊社指定会社が工務店様に代わり施工を続けることができ、施主様には、安心して建築依頼を行なっていただくことが可能に。
家を建てようとしている人が、工事代金を工務店に直接支払うのではなく、一旦、エスクロー機関(当システムでは山田エスクロー信託株式会社)に預け、工事の進捗に応じて代金が工務店に少しずつ支払われる仕組みです。
このエスクローの仕組みだと、工事進捗度に対して代金を多く支払う(過払い)状態になることがありません。
そのため、工務店が途中で倒産しても、工事が進んでいない分の代金は依然としてエスクロー機関に残っており、工事を引き継いで、続けてくれる業者が見つかれば、残った代金を使って住宅を完成させることも可能に。
施主様には、安心してご自宅の建築依頼を行なっていただくことができます。
保険料も保証内容も保証機構とほぼ変わらない条件ですので、施主様にとってもメリットがあり、工務店様にとってもデメリットは一切無いでしょう。
施主様によっても、どこまでの安心を求めるかは異なると思いますが、低額で保証機構同様の保証が受けられるのであれば、メリットは十分に高いと思いませんか?
エスクローサービスをお使い頂く場合には、事前にお見積りの内容を確認させて頂くなど、少しの手間が必要になりますが、しっかりと保証させて頂きますので、ご安心ください。